「平等」と「公平」をはき違えてませんか?~序章~

「平等は不公平」で「公平は不平等」である(15)そして、公正とも違います | 酒井FP綜合事務所

代表 酒井和彦 | 酒井FP綜合事務所差別」と「区別」とは違います。
平等」と「公平」とは違います。
都合よく「差別」とか「平等」とかいうセリフを聞いて、違和感を感じることが多い最近です。

日本は古くから、税制や社会保障制度は「公平」を重んじています。いや、それが原理・原則なんです。なのに最近は、やれ「差別」だとか「不平等」だとか言う方々を散見します。

公平」とは、たとえば・・・

丸いケーキを家族で切り分けるときに、体の大きいお兄ちゃん、まだ体の小さい弟、そしていっぱい働いて帰ってきてクタクタのお父さん、ダイエット中のお母さんに、いろいろな判断基準で各自に相応しい大きさでケーキを切り分ける方法。
これは「平等ではない」ので、全員が納得できる理由(説得力)などが必要で、そうできる(権威と裁量をもった)人が切り分けることになります。

このとき「平等」にするならば、

丸いケーキを4人できっちり等分に切り分ける方法。
「公平」の場合とは違って、切り分ける作業ができれば(技量があれば)良いわけです。体の大きさも、どれだけ疲れているかも、どんな希望があったかも関係なく、均等(=平等)です。
なので、平等を突き詰めると、各人に「ふさわしい」とか、「個の自負」「尊厳」などは排除され、いろいろな歪が生まれます。

平等」は誰にでも簡単な作業で実現できること。
公平」は他を尊重した行動で実現すること。

最近とかく「平等」「差別」と言い立てるのが気になります。もちろん、その考え方もOKです。しかし、それらを追求するが故に、それぞれの相応しい分量・要領を顧みず、”えぃやぁ”とメスを入れて平等を実現することは不公平となります。そのことによって、日本人が大切にしてきた”調和”とか”協調”など、どれだけの尊厳・尊重を失ってきたことか。
私たちはそれぞれが己の”公平”とは何かを考え、税制や社会保障に求められることが何なのか、今こそ考えてみる必要があります。ここ数年、、、挙げたらキリがありませんね。

私は、日本の(あらゆる)しくみを理解することで、日本が取り入れるべき政策が明確になると思っています。これまでの日本の政策を振り返ることで、さらに日本を良くすることができると考えています。そこには「公平」があるのみで、「平等」である必要はありません。
ちなみに、平等と公平は、公正とも違いますからね。


類義語  【15.公正とは?】【13.区別と差別


法律 【5.非嫡出子の相続分】【4.夫婦別姓】【6.男女平等


社会保障/社会保険 【8.育児環境【2.老齢年金【9.生活保護


税金 【1.所得税増税】 消費税の軽減税率  税金が高い/安いひと


政治 外国人の参政権 【7.一票の格差】【14.帝都と地方


職業 サラリーマンと自営業の違い 【12.民間と公人の違い


その他、お金 【3.生命保険の保険料【10.お金と時間】【11.仮想通貨


これらのことについて、何をもって”公平なのかお話しています。ぜひ読んでください!お付き合い、よろしくお願いします!

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お金に関する心の取扱説明書 | 酒井FP綜合事務所