【お金と心の学び舎】景気が良いってどういうこと?

お金と心の学び舎|酒井FP綜合事務所

かつてお世話になった会社。創設者は松下幸之助氏。彼の考えの基本の一つが水道哲学

商売人たるの本分・使命は”この世から貧をなくすこと”であり、”世の中を豊かにする”ことです。

物を供給する体制を整えることが多くの人を救うことになる「水道哲学」の礎となる考え方です。産業人の本分は「いい物を安くたくさん」という考え方が、根幹の基本理念の1つでした。

FPかずくん | 酒井FP綜合事務所

松下幸之助水道哲学|酒井FP綜合事務所

日本資本主義についてさまざまは議論・見解がありますが、この水道哲学は誰もが否定することのできない結果をもたらしました。

  • 欧米先進諸国経済のモデリングルを実施
  • 政府と一体となった発展モデルの構築

が功を奏し、誰もが驚愕する経済回復・成長を遂げた日本です。

FPかずくん | 酒井FP綜合事務所

ただそれも、着実な人口増加が期待できた時代の話でした。いまでも水道哲学が通用するとの考えもありますが、30年近く続く不況が続く日本ではなかなか理解しづらく”水道”よりも”かんばん”を正しいと考えるのが常道です。”かんばん”方式はトヨタ自動車が開発・実施している生産管理方式で、在庫をできるだけ持たない仕組みです(※)。「必要なものを必要な時に必要なだけ作る」という考え方です。

※かんばん → 看板ではなく、作業指示書(納入までの時間・数量記載の書面)のこと。

この”ジャストインタイム”とも呼ばれる方式は、いまの日本に求めらる最も重要な観点です。対して、いまだに、やれ

  • 安いことが重要、コストパフォーマンス重視!
  • 安定供給が重要!
  • 大量生産でのコストダウンを実現!

表現はまちまちですが、”金銭価値の少ないものを大量に流通させる能力こそ、企業価値!”と謳う企業が、何と多いことか。

  • 人口減少が続く日本にいま、何が、どれくらい、いくらで提供されるのが適切なのか考えるのが”財界”の仕事
  • 人口減少について、どのような対策・政策を講じるのか考えるのか”政界”の仕事

です。改めていま、景気が良いことって、どういうことなのか問います。

価値の低いものを、安く、大量に生産することは、一時のバブルを生むだけで、すぐに泡になるってこと、、、分かってますよね?


▼2019年3月1日(金)19:00
お金と心の学び舎(3)お金と景気・経済
大阪市中央公会堂 第3会議室

▼2019年4月12日(金)19:00
お金と心の学び舎(4)お金に対する恐怖心
大阪市中央公会堂 第3会議室