【FP2級AFP】2019年1月・実技(問21~30)

【FP2級AFP過去問”解説”】2018年5月・実技(問1~10) | 酒井FP綜合事務所

FPやなちゃん | 酒井FP綜合事務所2019年1月検定の過去問を解説します。


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実技・問21~問30

※日本FP協会:資産設計提案業務


問21. 贈与税の配偶者控除 (相続)

柴田裕子さん(55歳)は、2018年9月に夫から居住用不動産(財産評価額3,000万円)の
贈与を受けた。裕子さんが贈与税の配偶者控除の適用を受けた場合の2018年分の贈与税額として、正しいものはどれか。なお、2018年においては、このほかに裕子さんが受けた贈与はないものとする。また、納付すべき贈与税額が最も少なくなるように計算すること。

1. 177万円
2. 210万円
3. 231万円
4. 275万円

答え.3

贈与税の配偶者控除は最高2,000万円です。
そして、贈与税の基礎控除として110万円控除します。

居住用不動産:3,000万円
配偶者控除:2,000万円
基礎控除:110万円
=890万円(課税価格)
<速算表より>(ロ)に該当 ※夫からの贈与のため
税率:40%-1,250千円
=231千円



問22. キャッシュフロー表の計算.その1(ライフ)

布施家のキャッシュフロー表の空欄(ア)に入る数値を計算しなさい。なお、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。

答え.405万

キャッシュフロー表の支出項目の基本生活費を求める出題です。2021年の基本生活費を求めるためには、基準年(2018年)の382万に変動率(2%)を乗じて複利計算します。
(ア)=382万×(1+0.02)³=405万


問23. キャッシュフロー表の計算.その2(ライフ)

布施家のキャッシュフロー表の空欄(イ)に入る数値を計算しなさい。なお、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。

答え.810万

キャッシュフロー表の金融資産残高を求める出題です。残高を求める時は、計算をする『順番』が大切です。
・2019年の金融資産残高(833万)
・2020年の年間収支(▲31万)
まず、金融資産残高(833万)に変動率を乗じます。
そして、年間収支(▲31万)を引きます。
(イ)=833万×(1+0.01)+▲31万=810万

※金融資産残高を求める際は、年間収支から計算しないように注意しましょう。


問24. 奨学金(ライフ)

布施さんは、教育費の負担が心配になり、奨学金について調べることにした。日本学生支援機構の奨学金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.日本学生支援機構の奨学金には、進学前に申し込む「予約採用」と、進学後に申し込む「在学採用」、家計の急変等に対応する「緊急採用」「応急採用」がある。
2.日本学生支援機構の奨学金には、原則として返還不要の「給付型」と、返還を要する「貸与型」がある。
3.日本学生支援機構の奨学金は、学生本人名義の口座に振り込まれる。
4.日本学生支援機構の奨学金は、希望すれば進学前から受け取ることができる。

答え.4

4.不適切
日本学生支援機構の奨学金は、進学後から受け取ります。



6つの係数に関する出題です。試験でも必ず出題されますので、必ず正解したいところです。
6つの係数の解き方は『今(現在)』いくらのお金が必要なのか。あるいは『将来』いくらのお金が必要なのか。頭でイメージすることが大切です。
【今(現在)を問われた場合】
・現価係数
・減債基金係数
・年金現価係数
【将来を問われた場合】
・終価係数
・年金終価係数
・資本回収係数


そして、図の通りお互いの係数はペア(現価:終価)(減債基金:年金終価)(年金現価:資本回収)ですので、セットで覚えましょう!


問25. 6つの係数.その1(ライフ)

荒木さんは、退職金として受け取った2,000万円を老後の生活資金の一部として使用するつもりである。これを25年間、年利1.0%で複利運用しながら毎年1回、年末に均等に取り崩すこととした場合、毎年年末に取り崩すことができる最大金額はいくらになるか。

答え.900,000円

退職金として受け取った2,000万を1%で運用しながら25年間かけてコツコツ受け取る(取り崩す)ケースです。
上記の図にあてはめると・・・資本回収係数です。
資本回収係数のキーワードは『コツコツ受け取る』もしくは『コツコツ返済』です。また本設問のように『資本を取り崩す』といった言葉が出る場合もあります。
2,000万円×0.045(25年・資本回収係数)=900,000円


問26. 6つの係数.その2(ライフ)

杉田さんは、子どもの大学の学費を準備するため、新たに積立てを開始する予定である。毎年年末に50万円を積み立てるものとし、6年間、年利1.0%で複利運用しながら積み立てた場合、6年後の合計額はいくらになるか。

答え.3,076,000円

毎年コツコツ50万円を積み立てた結果、6年後の合計額はいくらになるのか?
と、イメージができれば年金終価係数を使うということがわかるかと思います。
50万円×6.152(6年・年金終価係数)=3,076,000円


問27. 6つの係数.その3(ライフ)

明石さんは、海外旅行の費用に充てる資金として、5年後に100万円を用意しようと考えている。5年間、年利1.0%で複利運用しながら毎年年末に一定額を積み立てる場合、毎年いくらずつ積み立てればよいか。

答え.196,000

問26と逆の考えです。将来である5年後に100万円用意するためには、毎年いくらずつ積み立てる必要があるのか?キーワードはコツコツ(毎年)積み立てです。減債基金係数を使用します。
※毎年コツコツではなく、まとまった資金を運用する場合は、現価係数を使用します。
100万円×0.196(5年・減債基金係数)=196,000円



問28. 土地の価格(不動産)

増田さん夫婦は、2019年2月にマンションを購入する予定である。増田さん夫婦が<設例>のマンションを購入する場合の販売価格のうち、土地(敷地の共有持分)の価格を計算しなさい。なお、消費税の税率は8%とし、計算結果について万円未満の端数が生じる場合は四捨五入すること。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。

答え.2,500

マンションの販売価格は4,444万円(うち消費税144万円)です。
土地には消費税がかかりませんから、この消費税144万円というのは建物部分だということがわかります。
144万円÷0.08=1,800万円(建物部分)
4,444万円(マンション価格)-1,800万円(建物)-144万円(消費税)=2,500万円(土地の価格)


問29. 財形住宅貯蓄(ライフ)

増田さん夫婦は、マンションの購入に当たり、積み立てている財形住宅貯蓄を払い出そうと考えており、FPの大久保さんに質問をした。財形住宅貯蓄に関する大久保さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。

1.「瑠璃子さんの財形住宅貯蓄(金銭信託)の非課税限度額は、財形年金貯蓄と合わせて、元利合計で550万円までです。」
2.「敬太さんの財形住宅貯蓄(保険型)の非課税限度額は、財形年金貯蓄と合わせて、払込保険料累計額で385万円までです。」
3.「ご夫婦の共有名義の居住用新築マンションの購入のために財形住宅貯蓄を非課税で払い出すためには、床面積が50㎡以上の物件を選ぶ必要があります。」
4.「マンションの購入について増田さんご夫婦が財形住宅融資を受ける場合、一定の要件を満たしていれば、一般財形貯蓄、財形住宅貯蓄および財形年金貯蓄の合計残高の10倍の範囲内で融資を受けることができます。」

答え.2

2.不適切
財形住宅貯蓄(保険型)の非課税限度額は、財形年金貯蓄と合わせて、払込保険料累計額で『550万円』までです。


問30. 金融商品等の特徴(金融)

敬太さんは、公募投資信託やETF(上場投資信託)、J-REIT(上場不動産投資信託)の購入
を検討しており、一般NISA(少額投資非課税制度)についてFPの大久保さんに質問をした。大久保さんが金融商品等について説明する際に使用した下表の空欄(ア)~(ウ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。

答え.(ア)1(イ)4(5)5

(ア)ETFは、一般NISAによる『非課税の対象』になります。
(イ)株式投資信託は、ETFやJ-REITなどの上場投資信託と違い『非上場』です。
(ウ)J-REITの注文方法は、成行注文のほか『指値注文』での取引も可能です。

※参考:日本FP協会


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