【CFPリスク】積立普通傷害保険の出題(仕訳)はこう解く!

【CFPリスク】圧縮記帳の出題はこう解く! | 酒井FP綜合事務所

リスク管理では、生保・損保を問わず、法人の経理処理として仕訳の出題が多くあります。なかでも定番問題なのが、積立普通傷害保険です。

普通傷害保険

被保険者が、日本国内または国外において、急激かつ偶然な外来の事故によって身体に傷害を被った場合に保険金を支払う保険です。保険金には、死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金があり、特約で臨時費用、損害賠償責任、遭難捜索費用に対しても保険金が支払われるものです。

積立に係る機能をこの保険に持たせたものが積立普通傷害保険で、保険期間を3年から20年の長期に設定しています。満期時には、契約時に設定した満期返戻金を受取ることができる傷害保険だと思ったら良いです。

《 保険料の取り扱いについて 》

積立普通傷害保険の保険料 | 酒井FP綜合事務所

保険料は、積立保険料と危険保険料で構成されます。

  • 積立保険料は、満期時の返戻金の財源となる保険料で、資産計上します。
  • 危険保険料は、付加保険料(事務手数料)と補償保険料(傷害保険本来の目的の保険料)で構成され、原則費用処理します。
    しかし、図のように全期間分を一括で支払った場合には全てを費用処理せずに、既経過分(すでに保険期間が終了した分)のみを費用処理し、未経過分(将来分)については前払保険料として資産計上します。

試験では、これらのほかに”積立特約保険料”が示されます。これは、積立保険料と付加保険料を合算したものです。試験で問われる内容では、とくに必要ありませんので、無視してください(^^)

2014年第2回・問題44

2014年第2回・問題44 | 酒井FP綜合事務所

1名分の保険料の処理は図の通りです。既経過分と未経過(前払)分の振り分けができればとくに難しいところはありませんね。

2014年第2回・問題45

2014年第2回・問題45 | 酒井FP綜合事務所

1人分の積立保険料は問題44の通り100万円。これに対して満期金が103万円なので、その差額3万円が雑収入(益金)です。

2015年第1回・問題44

2015年第1回・問題44 | 酒井FP綜合事務所

1名分の保険料の処理は図の通りです。既経過分と未経過(前払)分を算出する際に、期首がいつなのかを必ず確認してくださいね!

2015年第1回・問題45

1名分の積立保険料は97万円です。9名分なので、97万円×9=873万円ですね。そして、満期返戻金と積立金の差額が雑収入(益金)です。


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