なるほど!日経(12)新年の新聞で昨年を振り返る

なるほど!日経(12)新年の新聞で振り返る | 酒井FP綜合事務所

新年の日経新聞には、大きく2つの確認事項があります。

  • 2019年の予測
  • 2018年の振り返り

です。2019年のイベントが景気にどのような影響を及ぼすのか、それは情報感度で決まります。そして情報感度は、過去を知ることで精度を上げることができる。まさに温故知新です。

年間株式高低

月初の土曜日には月間株式として掲載される情報が、1月3日には年間株式として、前年の各種経済指標の最高・最安(最低)値を知ることができます。

2018年間株式|酒井FP綜合事務所

日経平均や時価総額、JPX日経インデックス400を知ることは、”今の市場”を知る大切な指標です。会社の規模に応じて、第1部・第2部・ジャスダック・マザーズの指標は確認しているはずですよね。

FPかずくん | 酒井FP綜合事務所

≪先物取引≫

”将来の市場”は、先物市場の動きを知ることから始まります。先物取引は一般的に、3月・6月・9月・12月時点で、現物を保有すべきか先物として保有すべきかを判断します。先物取引の様子をみて、どちらが有利かを判断する取引を裁定取引と言います。先物取引は直近の限月(取引月)の取引量は膨大ですが、先になるほど極端に減ります。そのため、1年先となるとあまり精度が高いとは言えません。

ただし、今よりも将来のほうが有利なのか不利なのかの判断材料になります。

FPかずくん | 酒井FP綜合事務所

≪信用取引≫

もう少し、精度高く株式市場を予想する方法があります。それは信用取引です。
信用取引は、

  • 景気が良くなりそうなときには現金を借りて株式を買う
  • 景気が悪くなりそうなときには株式を借りて、それを売る

取引です。預けた担保の評価額の約3.3倍まで株式の取引ができます。制度信用取引とよばれる仕組みでは、6ヶ月後までに借りた株や現金を返済する必要があります。相場があまりに不安定なときや、全く変動しないような場合には利益を得ることができないため、6ヶ月先まで判断できないとされます。

2018年信用取引|酒井FP綜合事務所

2018年のように、極端に相場が不安定だったり、全く動かない時期が繰り返される年は、信用取引が先読み指標となります。
3月には差引残高(借りている現金-借りている株式)が最高となっています。また、9月には最低を記録していますよね。

またこちらにもあったように、日経平均は9月に際して高値を記録し、年末にかけて急激に下落していることがわかります。どうでしょう。。。信用取引との相関、ありそうですね。

そうです!信用取引の差引残高(借りている現金-借りている株式)は、景気の半年先の先読み指標として重要な情報だと言えます。

2018年の日経平均推移とFOMC|酒井FP綜合事務所


FPかずくん | 酒井FP綜合事務所

これを知っているだけでも、グッと読み方が変わります。日経新聞をもっと楽しく、分かりやすく、詳しく解説するセミナーを始めます!

日経4946セミナー 日本経済新聞の読み方教室 | 酒井FP綜合事務所

▼日程・内容

【ご注意】
本セミナーは、特定の銘柄について投資助言する内容ではありません。投資判断するときに、日経新聞のどこを読んだら良いのか?をお伝えするものです。
→投資に役立つ日経新聞の読み方講座については毎月開催の「【新】投資に強くなる!日経新聞の読み方講座」で検索ください。