仕事について考える

「平等は不公平」で「公平は不平等」である(13)区別と差別 | 酒井FP綜合事務所

いま、みなさんに”どうしても伝えたいお金の話”があります。第6回は”仕事”です。

サラリーマンの方がいれば、公務員の方もいます。自営業として自分のスキルを活かせる仕事を精一杯されている方もいます。テレビに出演して多くの方へ夢を与える方もいれば、書籍で自分の想いを伝えている方もいます。

いま現在、職業の種類は約2,635種、細かく分類すると28,000種もあります。※「労働省編職業分類」より

● あなたの仕事はなんですか?

敢えて”仕事”と質問をしますが、あなたの仕事は”職業”ではないかもしれません。

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会社で働いているときのあなたは「会社員」という職業です。
家で子どもと遊んでいるときは? 後輩の相談にのっているときは?
お金を稼ぐことだけが”仕事”ではありません。自分がすべきこと(したいこと)をしているときも”仕事”ですよね。

● 働きかたと社会保険

職業によって異なる社会保険の仕組みをお伝えしす。
日本の社会保険からすると、職業を大きく3つに分けることができます。

  • 1号被保険者(自営業者・学生)
  • 2号被保険者(公務員・サラリーマン)
  • 3号被保険者(2号の配偶者)

です。

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アメリカと比べると日本はサラリーマンが大好きな国です。約4,000万人の方がサラリーマンなのですから、その数字の大きさには驚きです。サラリーマンのメリットは、福利厚生(社会保険など)が充実していることですよね。

図のように、自営業と比べるとサラリーマンがいかに手厚い保障を受けられるかが分かりますよね。自営業の方は労災や雇用保険が欠けているから「自助努力」が求められます。もし仕事を失ったら…。もしケガをしてしまったら…。そんなときのために自分で保険に加入しておかなければなりません。また、年金の部分でもサラリーマンの方のように厚生年金はありませんので、自分で確定拠出年金などの「じぶん年金」を用意しておく必要があります。

● じぶんの仕事を考える

改めてお伺いします。あなたの仕事はなんですか?仕事を選ぶ際に収入や福利厚生を条件にしてはいませんか?
じぶんの仕事を考える際に、考えてほしいことがあります。

  • 「やりたいこと」かつ「できること」ですか?

  • 「仕事」ではなく、「作業」になっていませんか?

  • あなたの「使命」はなんですか?

仕事を選ぶ際に、まずお金を気にして仕事を選ぶ方が多いこと。非常に気がかりです。まず収入、福利厚生ということに重きを置いてしまうと、その仕事は自分にとって最良の仕事とは言えなくなってしまうのではないでしょうか。とくに学生には、その仕事が自分の「やりたいこと」で自分に「できることなのか」という部分を意識してほしいです。仕事が苦痛なものになってしまい、長く続かない原因になってしまうのでは本末転倒ではないでしょうか。

また、その仕事をする際には自分の「使命」を意識してください。「使命」とは、その仕事に命を懸けられるかということです。
自分の大切な命を懸けて、仕事に臨むという姿勢が自分にとっても会社にとっても必要ではないでしょうか。仕事とは、仕えるコトと書きます。

なぜ働くのか、その仕事を続けている理由とはなにかをいま一度じっくり考えてみませんか?