ふるさと納税をダメにした元凶

マンネリですわ。 | 酒井FP綜合事務所

政府の広報等よりも、各種メディアの情報合戦により「お得♪」との印象が広がった “ふるさと納税” について、ひとこと。

ふるさと納税は “寄附金控除(※1)” に関する、住民税(※2)で特例です。
(※1)寄附金控除について詳しくは、国税庁webサイトこちらで確認ください。
(※2)ふるさと納税の正しい知識は、総務省webサイトこちらで確認ください。

納税者が国や地方公共団体、特定公益増進法人などに対して「特定寄附金」を支出した場合に、所得税では所得控除、住民税では一定の要件を満たすことによって税額控除として、税額が少なくなることがあります。

しくみについては各省庁のwebサイトで確認できます。一般には所得税での減税額よりも、住民税での減税額のほうが多くなるとされています。しかも、「寄附した自治体によっては高額な返戻品や、高額な返戻金(相当)を受け取ることができる!」とのことで、ふるさと納税先の人気ランキングサイトまで存在しています。

ふるさと納税をダメにした元凶 | 酒井FP綜合事務所これに目をつけたのが、”投資としてのふるさと納税”に注目したFPです。各種メディアで”ふるさと納税でトクしましょう!”なことを言ってる輩がいます。これには、たいへん困りました。。。いや、悲しくなります。。。いや、虚しくなります。いまだに得意げにメディア出演しています。

”投資”だとか”トクしましょう”って言っている時点で、”寄附”ではありません。ましてや、返戻品に期待するなんて、ちゃんちゃら可笑しいです。
税理士なら”トクする”なんてことは絶対に言いません。納税は国民の義務であり、ただしい税額・納税方法を指導サポートする役割ですからね。FPの地位が高まらないのは、こうした”儲かるなら、節税を利用しよう!”とする風潮があるからです。

ダメFPが、ふるさと納税というしくみをダメにしたと思う最近です。