CFP試験対策「リスク管理」編です。最近の出題傾向は、以下の通りです。
- 計算問題25問
- 文章題25問
なかでも下記の計算問題を確実に得点しておくことが大切です。
- 生命・医療保険の証券から保険金・給付金額を求める
- 生命保険料控除、所得税額の計算
- 損害保険の約款から保険金額を求める
- 保険料の経理処理
- 圧縮記帳、税額控除
出題形式・構成はずっと変更ありませんので、どこにどんな出題があるのか、事前に知っておくことが大切です。
■ 合格ライン(50問中)
第1回 (6月) |
第2回 (11月) |
|
平成26年 | 31問 | 28問 |
平成27年 | 31問 | 30問 |
平成28年 | 28問 | 32問 |
平成29年 | 32問 |
■ 定番の計算問題
下記の計算問題を確実に得点しておくことが大切です。
- 生命・医療保険の証券から保険金・給付金額を求める
タックスでも出題される内容です。基本的な内容(生命保険料控除の対象、非対象、新旧の区別)を確認しておいてください。 - 損害保険の約款から保険金額を求める
全部で8問です。時間の余裕をみて、解答の「時間配分」「順序」を決めましょう。とくに損害保険の約款の読み取りには相当な時間が必要なので、”どこに何が記載されているのか”をざっと把握しておくことをおススメします。
■ 約款の読み取り
火災保険商品の約款の読みとりは
- 住宅総合保険・価格協定保障特約
- 店舗総合保険・保険の目的
での出題がほとんどです。実務経験がある方は約款を熟読しなくても、解答できるケースが多いです。解答中に「ウチの会社の場合には・・・なんだけど・・・」と悩むことがありますよね。特殊なルールを設けている保険会社を扱っている方は注意してくださいね。
傷害保険商品の約款に読み取りも同様の注意が必要です。出題頻度の高い商品は以下の通りですが、とくにひっかけ要素はありませんので、どこにどういったことが記載されているのか、はじめにざっと眺めておくことが大切です。
- 普通傷害保険
- 海外旅行傷害
- 国内旅行普通傷害保険
自動車保険(任意保険)についてもお忘れなく。
- 一般自動車保険普通保険、対物賠償
- 対物賠償責任保険、車両保険
- 自動車総合保険
自賠責保険に関する出題は基本事項、計算問題、約款の読み取り、あらゆる方法での問いが用意されています。なかもで「ライプニッツ係数」に関しては毎回出題されますので、過去問での確認をお願いしますねっ!
■ 保険料の経理処理
生命保険商品での仕訳対策として必ずルールを押さえておきたい商品は以下の通りです。前半**割期間はどれだけ資産計上か費用処理か、きちんと覚えておきましょう!
- 長期平準定期保険
- 逓増定期保険【 解き方解説あり 】
- 医療終身保険(短期払)
損害保険商品での仕訳対策は丸覚えでも結構です。理屈が分からない方は、どうやって解答するのかだけでも確認しておきましょう!試験問題の終盤に3~4問出題されます。大きな得点源ですよ。
- 長期火災保険
- 積立普通傷害保険【 解き方解説あり 】
圧縮記帳、税額控除
自動車保険あるいは火災保険での圧縮記帳【 解き方解説あり 】や災害減免法は毎回出題されます。適用要件や計算過程を含めてしっかり把握し、正解できるようにしておきましょう。
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誤解を恐れず正直に申し上げます。
- 過去問題集を購入しても、「解説が分からない」
- 答えが分かっても、覚えられない
- 当時の法令が今と違っているので、「いま」時点での解答が知りたい!
そんな不満の出る問題集がゴロゴロ転がっていませんか?受験を控えて私もそう感じていました。そこで、そんな不満を解消したい!と思い用意したので、この解説集です。簡単な解き方。分かりやすい図解。ほんの一瞬で、解答できる驚きの手法や、簡単に覚えられるワザ!惜しみなくお伝えしています!