にししのギモン(10)~子どもの教育資金っていくら必要なんですか?~

にししのギモン(10)~子どもの教育資金っていくら必要なんですか?~ | 酒井FP綜合事務所

教育資金には多額のお金が必要なので、早いうちから準備が必要です!

ってよく聞きますけど、それって本当なんですか??

そもそも、子どもがどこまで進学するか決めてから考えてますか??

今回は教育費のホントのところをお伝えします!!

● 幼稚園から高校までの教育資金っていくらかかるの?

にししのギモン(10)~子どもの教育資金っていくら必要なんですか?~ | 酒井FP綜合事務所

※文部科学省『平成28年度子どもの学習費調査』をもとに作成

上記の表は保護者が支出した子ども1人当たりに対する1年間の支出の金額です。

それぞれ公立の学校に通っているのか私立の学校に通っているのかで、教育費に違いがあることが分かります。

では、それぞれの支出の内容についてもう少し詳しくお伝えします。

◆ 学校教育費

学校教育費の内訳は、「授業料」「学校納付金」「通学関係費」「実習材料費」「部活動費」「修学旅行」「遠足・見学費」などのことを指します。

公立と私立の学校で費用の違いが大きくなるのは、この部分に違いがあるからなんでよね。

私立の学校は確かにお金がかかるけど、授業を受ける環境が公立よりも優れているように感じます。

学校給食費

こちらはそのまま「給食費として納付した経費」のことを指します。なので、高校では給食費が必要ないんですね。

その代わりに、お弁当の材料費や食堂などで使うお金が別途必要となります。

◆ 学校外活動費

  • 自宅学習や学習塾、家庭教師などの費用(補助学習費用)
  • 体験活動などの習い事

のことを指します。具体的には、各家庭での学習机の購入費や参考書の購入費や家庭教師を雇うお金。

そして、サッカーや野球などの習い事であったり、絵画教室やそろばんなどの習い事も『学校外活動費』に含みます。

「学校教育費」や「給食費」と比べると、子どものために…。という想いがこもった費用ですね。

● すべて公立の場合とすべて私立の場合を比較すると

では、ここで幼稚園から高校までの費用を見てみましょう。

  • すべて公立の場合:約148万円
  • すべて私立の場合:約437万円

こんなに違いがあるんですね…。

ただし、それまでにかけた「学校活動費用」もここに含んでいるので参考程度にご覧くださいね。

● 大学の費用ってどうなの??

一般的にお金がかかるといわれているのは大学の教育資金です。

文系と理系の大学で費用にかなりの差はあるものの、私立大学の場合には多額の資金が必要になることが多いです。

にししのギモン(10)~子どもの教育資金っていくら必要なんですか?~ | 酒井FP綜合事務所

※国公立大学:『国立大学等の授業料その他の費用に関する省令』より引用

※公立大学:文部科学省『平成28年度学生納付金調査結果』より引用

※私立大学:文部科学省『平成28年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額調査』より引用

大学の費用ってどのくらい必要なんですか?

その質問に答えるとすれば、250万~400万円ほどの費用が必要です。

決して安い金額とはいえないので、そのための資金を子どもの進学の希望とあわせて準備しておきたいですよね。

● 大学に行く必要はあるのか

ここまで、実際に必要な教育資金についてお伝えしてきました。

幼稚園から高校までの学費と大学にかかる学費についてです。

でも、わたしは大学への進学を視野に入れた教育資金の準備が本当に必要なのかギモンを感じています。

【 過去記事: どうして大学に行くの?

わたし自身は奨学金を活用して大学へ進学しました。

そして、大学に進学するメリットを感じるときと、大学へ進学する必要が本当にあったのかと感じるときがあります。

両親と相談し、大学にかかる費用のすべてを自分で負担することに決めたので、奨学金を総額440万円借りました。

いま現在も毎月コツコツと返済を続けています。

大学へ進学したことで、

  • たくさんの人と出会い、考え方を知ることができた
  • 花のキャンパスライフをエンジョイすることができた
  • 多くの先生からいま現在も活用できる知識を享受できた
  • 大卒の資格を手にしたことで、取得できる資格の選択肢が増えた

その一方で、

  • 440万円に値する勉強ができたのか
  • 大学に通っていた時間に、他のことが経験できたのではないか
  • 大卒の資格は果たして必要なのか

こんなことを考えるときもあります。

自分で選んだ道なので、後悔はしていません。

でも、もし親から言われて進学をしていたのなら、きっと後悔していたと思います。

子どもの進学費用を準備することは親の務めだと思います。

でも、大学への進学に関してはお子さんの意見を尊重して、自分がどうしたいかを決めさせることが一番だと思います。

大学だけではなく専門学校への進学という選択肢もありますからね。

人生設計をするうえで、これから必要なお金を準備しておくことは大切です。

でも、お金のことだけではなくて人それぞれの想いや価値観を尊重することも大切です。

子どもの考え方やクセを知り、これからどうしていきたいかを話す時間を設けるのもいいかもしれませんね。

 お金と心の関係を知りたい方はこちら ↓↓

お金に関する心の取扱説明書 | 酒井FP綜合事務所

 FPが教えるお金勉強会に参加したい方はこちら ↓↓

日経新聞から学ぶ!はじめてのお金の勉強会 | 酒井FP綜合事務所

 人生設計を体験したい方はこちら↓↓

自分で作ろう!我が家のライフプラン | 酒井FP綜合事務所