【CFP不動産】連たん建築物設計制度の問題はこう解く!

【CFP不動産】連たん建築物設計制度の問題はこう解く! | 酒井FP綜合事務所

連たん建築物設計制度については、ときどき出題されます。

国土交通省によると連たん建築物設計制度とは、

既存の建物を含む複数の敷地・建物を一体として合理的な設計を行う場合に、特定行政庁の認定により、当該敷地群を一つの敷地とみなして、接道義務、容積率制限、建ぺい率制限、斜線制限、日影制限等を適用できる制度。

です。

1人で家を建てたときにまだ家を建てられる土地が余っているなら、土地がもっと欲しい人に余っている土地を分けてあげて、その部分を有効に使ってもらったらどう?ってことが言いたいんですよね。土地を有効活用するときに使う制度です。

CFPでは、建築基準法の問題のなかで登場します。例えばこんな問題です。

現在、空地である甲土地とマンションが建っている乙土地を持っています。Aさんは空地である甲土地を有効活用できないかとCFP®認定者に相談をしたそうです。

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設問は、連たん建築物設計制度の適用を受け、甲土地と乙土地を一体的に利用する場合、甲土地に建築可能な建築物の容積率の対象となる延べ面積の上限はいくつか、という問題です。

この問題を解くためにはいくつかの前提が必要です。

  1. 容積率を計算するときに道路を採用するのか。
  2. 容積率は指定されたものを使うのか。それとも計算で求めたものを使うのか。

以上が前提です。容積率の計算についての詳細はこちらを確認ください。

容積率を計算すると以下の通りです。

<計算による容積率>
8(m) × 4/10 = 320%

※住居系:幅員 × 4/10
※その他:幅員 × 6/10

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そして、採用する容積率は指定されたものと計算によって求めたものとを比べて、より厳しいものを使うルールがありました。

ですから、それぞれの地域の容積率は上の図の赤文字の数字を採用します。

<一体利用の場合の延べ面積>
1,000㎡×320% + 200㎡×300% + 800㎡×300% =6,200㎡

<甲土地で利用できる面積>
6,200㎡-1,200㎡(乙土地での既利用分)= 5,000㎡

他の建築基準法の問題との違いは、すでに建物が建っているかどうかです。「連たん建築物設計制度ってなに!?」とパニックにならないように確認しておきたいところです。

※ 過去問『平成26年度第2回:問題33』『平成28年度第1回:問題30』


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